弊社では、ここ数年、地方創生に関わってまいりました。
関わってみて強く思ったのは、地方で、現地で、いくら、必死に、観光客や移住者の受け入れ態勢をつくることに邁進し、盛り上げる土台をつくったとしても、実際に、東京顧客がそのことを全く知らないとか、そもそもその企画内容に興味関心を持たないのであれば、その労力は無駄になってしまい意味がないということです。
そんなことは、当たり前のことですが、実際にこれが、まかり通っているのが、今の地方創生の現状です。
別に東京だけがターゲットではないから、いい？
そうでしょうか？
人口が多く、可処分所得が高い東京を中心とする関東エリア近郊の人たちの興味関心を引けないのであれば、地域にお金が落ちるという結果には、なかなかつながらないのではないでしょうか？
観光客誘致や移住促進はもちろん、企業誘致もそうです。最近では、サテライトオフィスの誘致が盛んですが、よほど現在、地方移転に関心のある経営者でなければ、地方の取り組みはほぼ認知されていません。
ワーケーションに関しても同じことが言えます。
例えば、サテライトオフィス誘致やワーケーションに関して、東京で行われるＰＲイベントなどに地方自治体が出展してアプローチしたとします。
しかしながら、実際には、今興味のある人しか、そのイベントには行かないですし、そもそも、そんなイベントがあることすら知らないのが現状です。移住促進イベントもそうです。そのイベントがあることすら多くの人たちは知らないのです。
現状地方創生で地域で行われていることと、東京にいる私の周囲の状況を考えると、双方の思いや状況にかなりの乖離を感じておりました。
また、イベントなどの様子を地方メディアが取り上げた！と、よくＳＮＳなどで目にしますが、その様子は私の住む東京では放送されません。地方の認知度を上げるには、東京のテレビに出なければ、全くＰＲにはならないのです。
観光情報発信をしても、地元の人たちだけが、SNSで、いいねを押しあうというのは、集客や地域にお金を落とすといった点からみると、全く意味がないことはわかると思います。
このことに、気づいている人もたくさんいらっしゃると思います。
しかしながら、わかってはいるけれども、東京へのアプローチをどうやって行ったらいいのかわからなく、試行錯誤しながらやっている状況なのではないでしょうか？
そんな中で、今回、カンパニーサイトを構築するにあたり、事業の柱を絞り込むことにしたのですが、そこであえて、地方創生というジャンルを外しています。
弊社は今後、地方で、現地に頻繁に通いながら、何か行うのではなく、弊社の軸足は、東京に置くことにしました。
講演やワークショップ、取材や現地視察などでは伺うこともあるかとは思いますが、あくまで、弊社の軸足は東京です。
地方をわかろうと頻繁に現地に通うのではなく、弊社は、東京のスペシャリストでいることを選択しました。
今後は、東京在住者の心理、東京の中小企業経営者の視点、それを知り尽くした上で、地方や地方企業の商品やサービスに合った東京顧客の心をぐっとつかめる広告・ＰＲ・商品開発等の様々なプランニングを行っていまいります。
それが一番、弊社の強みを活かせ、お役に立てると思ったからです。
そして、自治体のお仕事もするかもしれませんが、地方創生の仕事をするにあたり、そこにこだわっていません。
むしろ、今後弊社では特に地方企業との取り組みを推進していこうと思っています。地方企業の事業活性のお手伝いをすることこそが、地方活性化に繋がると考えているからです。
平舘がマーケティングや広告・ＰＲ、事業コンサルティングに関わってきたクライアント実績のほぼ100％近くは、東京本社、大阪本社、名古屋本社の企業です。それらの企業は、東京顧客をメインターゲットにしている企業ばかりです。
東京で売れる商品、東京のマスコミに取り上げさせる話題作り、東京や東京の企業で働くその周辺地域の神奈川、千葉、埼玉の人たちの心をどうつかむか？
日々様々なクライアント企業の立場側に立ち、それらのプランニングを行うことを、代表の平舘は、就職後から起業してからも、何十年も行ってまいりました。
そのネットワークと経験を活かしながら、今後弊社では、東京マーケティング事業を推進してまいります。
地方中小企業様、自治体や団体の皆様が気軽にご利用できるような小さなものから、丸投げできる大きなプロジェクト対応が可能なものまでニューを多数用意しております。
ぜひ、皆様の地域と東京顧客をつなぐパイプとして弊社をご利用いただき、皆様の地域の発展、事業の発展のきっかけにしていただければ幸いです。
弊社は、今後皆様の、東京顧客獲得、東京進出の足掛かりとして、頼れるパートナーとして、常に新しく変わり続けていく東京にて、アンテナを張り巡らせながら、東京にて皆様のサポートをさせていただきます。
実際の弊社の事業メニューは、以下のバナーより、ご確認くださいませ。
